小林 ー コンニチワー
吉田 ー 小林さん最近何聴いてますか？
小林 ー エリックジョンソン（以下EJ）だよ！
吉田 ー EJは小林さんから教えてもらったんですよね。僕もすぐに好きになりました！2017年発売のCollageからかな。あのアルバムの中でTO LOVE YOUが好きだって言ったら小林さんびっくりしてましたよね。「渋めのが好きなんだね」って。吉田君のイメージに合わないって。僕はどんなイメージなんですかね？（笑）
小林 ー アハハ、まあそれは置いといて、EJの魅力ってやっぱりストラトのギター音だよね。
吉田 ー うん、一つ一つの音がキレイで心地良いトーンが魅力。これぞストラトって感じ。でもねまず思ったのが小林さんはこんな風に弾きたいんだろうなってすぐ感じた！
小林 ー おお！さすが長年の付き合い！わかってるね（笑）
吉田 ー ついでに言うとボーカルも好みでしょう？あの歌い方。
小林 ー そうなんだよね～EJのボーカル好きなんだよね。
吉田 ー わかりますよ（笑）ところでEJとの出会いってドトールでしたっけ？
小林 ー そう僕の好きなドトール！確か曲はマンハッタン。もうやられたよね（笑）
吉田 ー 小林さんにとってドトールは憩いの場でもあり出会いの場でもありますね！
小林 ー ドトールは欠かせないね！（笑）
吉田 ー ところで小林さんの音楽嗜好にはあまりメッセージ性の強いものは含まれませんよね。
小林 ー うん。吉田君は割とそういうの好きだよね。
吉田 ー まあ、フラフラしてるというか・・・小林さんはパンクムーブメントの時も一向に話にのってきませんでしたよね。
小林 ー 単に音楽的に魅力を感じなかったよね。
吉田 ー 僕なんかはパンクにどっぷりハマりましたけどね。でも最近になって何故小林さんがメッセージ性の強い音楽に惹かれないか少しわかってきたかも。
小林 ー ほう？どのように？
吉田 ー 音楽はあくまでも音楽であり、基本的にエンタメだし、人の心や感情を刺激するのが得意で政治的なメッセージを載せてもそれはあくまでも副次的な利用方法であり、音楽のダイレクトな良さとは少し違うんじゃないか？って事。だからあまり魅力を感じなかった。
小林 ー 音楽って詩が加わってそれにメロディを乗せて歌うことができるからね。まあ勘違いしちゃうよね。でも吉田君が言うようにそれは音楽を利用しているだけであり音楽そのものも本質では無いんだよね。
吉田 ー 僕はそれと長年闘ってきた！（笑）
小林 ー なにそれ！
吉田 ー 音楽は人の感情にダイレクトに作用するから普遍的なんですよね。何らかのメッセージを伝えたいのであれば書籍にするとか演説するとか、とにかく脈略をテキスト化する必要がありますよね。音楽、特にロックやポップスなんかは３分だから。そんなテキストを流し込む余地はないよね。でも感情に直接作用するには１秒で可能だったりする。そこが音楽の素晴らしいところだよね。
小林 ー 吉田君語るね！（笑）
吉田 ー 茶化さないでくださいよ（笑）まあそんなこんなで・・・最近になってようやく音楽を楽しめるようになった（笑）
小林 ー いやいや遅いよね！（笑）