こばよし雑談 9

吉田 ー 今日はお盆真っ最中。帰省中の小林さんにはZoomにて参加してもらいました。お忙しい中すみません。

小林 ー いや、どうもコンニチワ!

吉田 ー そちらの天気はどうですか?

小林 ー 台風のせいで雨ですよ。

吉田 ー 台風5号だね

小林 ー 明後日くらいから晴れるらしいけどね。

吉田 ー 東京はさらに暑いですよ~まじでもうやめて欲しい・・・

小林 ー ちょっと異常だよね。

吉田 ー ところで飛行機混んでましたか?

小林 ー いや僕は結構前にこっちに来たから空いてたよ。

吉田 ー そうでしたね。私を置いて早々と帰省しましたよね。

小林 ー だって吉田君いつも帰らないじゃん。確か上京してから40数年この時期に帰省した事ないよね?親不孝もんだな(笑)

吉田 ー まあまあ、さて、本題です(笑)

小林 ー 誤魔化したね!

吉田 ー 音楽と政治について!です。

小林 ー また堅苦しいテーマだね。お盆にやる事なのかな?

吉田 ー でも逆にお盆に相応しいテーマってありますか?

小林 ー 怪談・・・

吉田 ー いやいや小林さん、そもそもその手の話に興味無いじゃないですか!

小林 ー そうだっけ?

吉田 ー という訳で怪談話しはやりません!

小林 ー 残念だなぁ(笑)

吉田 ー 小林さんは政治と音楽の関係性についてどう考えてますか?

小林 ー 以前に言ったかも知れないけど、政治は政治、音楽は音楽で特性が異なるよね、でもお互いにそれぞれの特性を利用する事はあるよね。でもそれはあくまでも二次利用であり、本質は変わらないよ。例えば元ピンク・フロイドのロジャーウォーターズはガチガチの社会主義者だよね。曲も左翼的で反体制的な曲が多い。アニマルズは資本主義社会を揶揄したアルバム。かと言ってそれを聴いてる人はみんな社会主義者になるわけ?そうならないよね。

吉田 ー そうだよね、シンプルにサウンドがカッコいいと思うだけであれを聞いて社会主義者にはならない。勿論、そうなる人もいるだろうけどね。しかも最近の彼のUS+THEM Tourではファック・トランプというメッセージが巨大モニターに映し出されたり、その間に例の空中を飛ぶブタがトランプだったり・・・凄い内容だよね。トランプ豚が飛んでファック・トランプで会場大盛り上がりだからね(笑)

小林 ー 音楽の特徴の一つは「感情の深層に最速で訴えるツール」であることだよね。だけど論理的な説明手段としては不向きだ。演説やテキストや図などのツールが最適。ライブなどではそれらを組み合わせて表現する事が可能だけど、あくまでも主体は音楽だよね。観客も政治的な主張を聞きにいっている訳ではないしさ。とにかく音楽は体に感情に直接作用するから、自然にリズムをとったりアドレナリンが出たり感情が揺さぶられたりする訳だよ。

吉田 ー でもジャーナリストの田原総一郎さんは常にアドレナリン放出してますよね(笑)

小林 ー あの人は特別(笑)それにジャーナリストであって政治家では無いし。

吉田 ー 小林さん、そろそろZoom無料枠の40分ですね(笑)この続きはまたじっくりと話しましょう。今はお盆なので家族水入らずで実家生活をお楽しみください。

小林 ー 食べて寝てばかりなので太りそう(笑)