小林 ー コンニチワー
吉田 ー さて、小林さん!
小林 ー なっなんでしょう?
吉田 ー 私達出会ってからそろそろ50年経とうとしています!
小林 ー えー!!!半世紀じゃん!
吉田 ー そうなんですよ・・・それで色々考えてみたんですけど・・・今の状態はどうですか?当時思い描いていた人生歩めてますか?って。小林さんは数年前唐突に「良い人生だった」って言ってたじゃないですか。あれから3年経ってるわけですよ。思いは変わりませんか?
小林 ー そうだな~若い時はまず自由だって事もあったし、仕事も充実していたし様々な知識・見識を学ぶ事も出来たし何よりも「誰かを助けるとか手を差し伸べる」なんて事を自分なりに行動出来た事がよかったよね。それは今でも変わらないかな。
吉田 ー 私はその一番の恩恵者ですね(笑)
小林 ー まあね(笑)
吉田 ー その節は大変お世話になりまして・・・これからもよろしくお願いします(笑)そしてここからが本題なんですが
小林 ー まだだったの?(笑)
吉田 ー 二人で上京した目的は音楽だった訳じゃないですか?でもいつの間にか有耶無耶に消えてしまった。これについて反省会を開きたいと思うんですよ(笑)あの時の高揚感は今で言う厨二病というやつですかね?
小林 ー 前にも話したけど、僕は就職で上京したよね。
吉田 ー うん。経緯の詳細はわからないけど親戚の叔父さんの紹介で東京の会社に就職したんだよね。
小林 ー あの時ってとにかく東京に行きたかったんだ。
吉田 ー 元々都会志向だよね。小林さんは。
小林 ー それで東京へ行って、当然の如く音楽演りたいって日々思うわけだよね。だけどまずは生活しなきゃいけないし無理言って紹介してもらった叔父さんの手前すぐ仕事辞めるわけにもいかなかった。
吉田 ー いやいや小林さん!結局半年で辞めてるじゃないですか(笑)
小林 ー あれっ?そうだっけ?
吉田 ー そうですよ!
小林 ー まあそんなこんなで・・・次は喫茶店に勤め・・・今のIT系会社へ就職し・・・仕事が面白すぎて・・・
吉田 ー 時間が過ぎちゃったと
小林 ー そう!
吉田 ー あの頃の小林さんの言葉で忘れられないのがあって・・・音楽は「演るよりも聴いてる方が好き」ってやつ。
小林 ー そんな事言ったっけ?
吉田 ー 言いましたよ!もう20年位ショックで今でも時々思い出す(笑)
小林 ー でも20代の頃はバンド組んで練習したりライブも演ったじゃん。その後も仲澤君(本ブログ初登場)を巻き添えにして渋谷のスタジオで練習したりしたよね
吉田 ー あれは今でも反省してるんですけど・・・ちょっと自分の我儘に二人を振り回しちゃってたかな?って
小林 ー いやいやそこは疑問符ではなくて本当に振り回されてたから(笑)
吉田 ー すみません・・・
小林 ー まあでもそれなりに楽しかったけどね(笑)メンバーが自分・吉田君・仲澤君の三人でそれぞれ違う楽器担当したりね。特に仲澤君のドラムは好きだったなぁ
吉田 ー そうそう!ドラムスタイルがポリスのスチュワート・コープランドに似てるって思ってた!
小林 ー 確かにそうかも!背高いしね!
吉田 ー でも彼の本職はギター!結局3人ともメインはギター!
小林 ー 典型的な上手くいかないパターン(笑)
吉田 ー 申し訳ありません(笑)深く反省しています・・・
小林 ー ほんとかな?
吉田 ー いやいやホント!自分も今経営者になって色々な仕事を受注する立場じゃないですか。でも会社員時代って逆で発注する側に立っていた。それって良くないよね(笑)どうしても発注者サイドに決定権があるから態度が偉そうになっちゃう。自分ではイコールだと思ってたけど、今思えば無理強いしたところはあるよね。今では社会全体がその辺り厳しくなってるけど当時は昭和真っ只中だからね。
小林 ー これは今でもあるよね。自分の場合は車メーカーに組み込みソフトを提供する立場なんだけど、結構厳しめの条件を言われるよね。価格面でね。
吉田 ー これって構造的な問題で、特に日本の場合は「安くて良いもの」に価値観を置いているケースが多いじゃないですか?基本的に「安くて良いもの」を提供するのは限界があるし、端的に言うと人件費下げるしかないよね。だけど今の時代それやると人手不足になる。ああっ!また話が脱線した・・・
小林 ー 吉田君と話してるとほぼ脱線するよね(笑)
吉田 ー アハハ・・・まあ言いたいのは、自分では発注側も受注側もイコールのつもりで接していたけど、実際の行動に反映出来ていたかと言うと・・・大いに反省だよね。という事です。
小林 ー まぁ何だか分からないけど許してやろう!
吉田 ー あざっす(笑)
小林 ー ところでこれって何の反省会だっけ?そして仲澤君はまた登場してくれるの?
吉田 ー 仲澤君はまた登場しますよ!次回は雑談にも参加してもらいます!そして何の反省会だったかはもう忘れました(笑)